スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

益田ミリ著 『泣き虫チエ子さん 2 』



当たりまえを当たりまえと思わない、ということ。

「すーちゃん」シリーズの益田ミリの本といえば、ちょっと説教くさいとか教訓めいているとか思う人もいると思うが、この「チエ子さん」シリーズはちょっと違う。

 そういう面もないわけではないが、夫のサクちゃんと仲良く暮らすチエ子さんの夫婦二人の物語だ。説教くささはない。そんな夫婦の物語の第二弾だ。

 仲良し夫婦の何気ない日常を切り取って、大事なもの、大切なもの、当たり前で見えなくなってしまうような何ものかを浮き彫りにする。日常のささやかで小さな幸せを描いているのが、この「泣き虫チエ子さん」のテーマともいえる。

 この小さな幸せは見過ごされがちではあるが、チエ子さん、あるいは益田ミリの視点からそれが抽出される。教訓めいてはなく、押しつけがましくなく、日常の幸せを描いているという点が、この「泣き虫チエ子さん」での益田ミリの真骨頂といえる。

 夫婦二人で過ごしている何気ないことが、実は大切で、愛おしいものであることに気づかせてくれる。私もそんなふうに当たりまえのことを当たりまえと思わず、感謝して生きていきたいものだ。









にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

mamu895

Author:mamu895
トーシツの持病(障害)を持っていることもあり、非正規で働くアラフォー男です。なかなか本は読めないし、書評も思うように進みませんが、本は好きなので読んで良かったと思う本・感動した本を紹介していけたらなと思います。今後読みたい本なども書いていけたらと思います。最近になり改めて公共図書館の魅力を感じています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。